アーユルヴェーダ&ヨガトリップ in Kerala その③ トリートメント
人生初のインド、ケララデトックス旅。
その③では、トリートメントについてご紹介しようと思います。
日本でアーユルヴェーダの施術を受けようとすると、
アーユルヴェーダ=痩身エステみたいな扱いをしているところが多い気がしますが、
ここではそうではありません。
もちろん、規則正しい生活、適度な運動、ベジタリアン食で消化は活発になるので、
痩せるとは思うのですが、あくまでもこちらでは、治療の一つです。
その②でも書いた通り、まずはドクターの問診があるので、
それぞれ症状に合わせてトリートメントのコースも組んでもらいます。
私の場合は、「慢性的な肩こりと、首の左側の痛み、頭痛や便秘」が主な症状だったので、
それを緩和できるようなトリートメントでした。
本来は、2週間〜1ヶ月程度滞在して、体内の毒素を全て出す「パンチャカルマ」が
したかったのですが、今回は短い期間しかしか滞在できなかったので、
プチパンチャカルマのようなコースを組んでもらいました。
<前半>
Special massage & Steam
オイルを使って全身をマッサージしてもらった後に、スチームバスには入ります。
体全体の循環を良くして発熱を促し、体内の毒素を排出したり、疲れをとってくれます。
とにかく、気持ちいい〜!
二人のセラピストさんが、体の左右対称に同じ動きでマッサージしてくれます。
つい、うとうとしちゃって、毎回起こされてました。
CPS
ハーブの粉を入れたボールを使って体を温め、循環を良くし、発熱を促し体内の毒素を排出する施術。体の痛みや凝り、低血圧や冷え性にも効果的。
これの後は本当に体ポカポカ。
Lepam
薬用効果のあるハーブをペーストにした薬用湿布を首〜肩にかけて塗ってもらい、
10分後くらいに流します。
マッサージからの、湿布で慢性的な痛みがす〜っ弱くなっていきました。
<中盤>
Virecahana
下剤を飲んで、毒素を体外へ排出する施術。
胃腸も弱いし、不安…と思っていたのですが、
日本で下剤を飲んだ時の、すごい腹痛と冷や汗と…みたいなことは全くありませんでした。
朝の6時にお薬を飲んで、1時間半後くらいにはトイレに行きたくなり、
その後7回くらいはトイレ行ったかな。
11時くらいには治り、お腹すいてきたので、おかゆをいただきました。
この日までは、トリートメントしてもらった後は、首の痛みがないんですが、
朝起きるとやっぱり痛い…という感じだったのですが、
翌日起きてみると、「痛くない!」
溜まりに溜まっていた毒素が流れてくれたおかげかなと思いました。
<後半>
Parapinda swedam
こちらもハーブを入れたボールを使った施術。
前半とは違うハーブでした。
Sekam
薬用オイルを全身にかける施術。
王様のトリートメントと言われアーユルヴェーダの世界では一番贅沢な施術。
通常、パンチャカルマの仕上げや老化防止、若返りのために行われるそうです。
イメージとしては、シロダーラみたいにオイルを流しながら、
マサージしてくれる感じです。
さすが「王様のトリートメント」って感じの極上な時間でした。
セラピストさんとの相性とかもあると思うのですが、
私はいつも施術してくれる2人の雰囲気もマッサージのスキルも大満足でした。
トリートメントの前には、マントラを唱えて、小さな祭壇に手を合わせてから
施術がはじまります。とっても神聖な雰囲気。
マッサージ台は伝統的な木製のものなので、
肘やら膝やらちょっと痛かったりもしますが、お願いすればガーゼとかも
敷いてくれるので問題ないかなと。
施術のお部屋に行くときは、ガウン&紙ふんどし一丁(笑)
このふんどしは、行った人だけにしか分からない衝撃がありますので、
行った時のお楽しみということで♪
私の肩こりや首の痛みは、もう染み付いたもので、きっと治るということはないのかな
と思っていましたが、必要な治療と規則正しい生活をすれば改善できることを実感しました。
帰国してから、早速ドタバタで、首の左側にぴきっと痛みが走りましたが、
なんか不調だなというときは、処方してもらったマッサージオイルと薬用湿布でのトリートメントを家でも続けています。
痛みが出ることはあっても、引きずることはない生活になりました。
インド滞在記録、続きをお楽しみに〜
▼このお薬で、体内の毒素を排出!味はフルーティーで結構いける感じです。
▼下剤の日の前の夜、当日のお昼はおかゆ。付け合わせの豆の炒め物が美味しすぎ!
▼10月10日(月・祝)&10月24(月)ヨガレッスン予約受付中です♪
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