3月11日に改めて思うこと
あれから5年。
今日は、観光の仕事でお邪魔していた山形県南陽市で
研修に参加してくださっていた旅館関係者の皆さんと一緒に黙祷を捧げました。
5年前の私は、山形県内の旅館の営業担当をしていました。
震災直後、お客様は直接的な被害はなかったものの、震災の影響で担当エリアの宿が倒産していく姿を目の当たりにして、それまでは誇りを持っていた営業という仕事の無力さをひしひしと感じました。
※もちろん、震災から少しづつ時間が経つにつれて営業として一緒にこれからのことを考えたり、できることは少しづつ増えてはきましたが。
沿岸部の方々に対しても、何かしたいという気持ちはあっても
何のスキルもないし、寄付するような資金もない…
もし私が整体師だったら、避難所生活で疲れている人たちに施術できるのに…とか。
営業という職種しか経験したことない自分。
営業も何歳までできるか分からないし、資格があったら何歳になっても、
どこにいてもできること広がるよな〜
そんなことを考え出したのもこの頃だったなぁと思います。
とはいえ、その時はすぐに資格!というわけにもいかないので、
自分ができることは何か?と考えた末、
「観光という分野に関わっている東北の人たちが少しでも儲かるようにサポートする」
ことを目標に必死に動き回ってました。
「儲かる」というキーワードを入れたのは、
何かの集まりに参加した時に、「支援は嬉しいし、本当に感謝しているが生きがいがない」と言っていた人の言葉がずっと引っかかっていたからです。
一生懸命考えたサービスや商品を提供して「ありがとう!よかったよ」と言われる、そしてその対価をもらう。自分が得た対価で自分が欲しいものを手に入れる…
当たり前だけどそのサイクルが、生きがいに繋がるんじゃないかなと。
あれから5年。
あの時の気持ちを忘れず、ヨガの資格を取得しました♪
そして、一度は観光の現場を離れてみましたが、やっぱりやりたい!と思える仕事は、
(ヨガ以外で)観光の仕事だなぁと最近改めて感じているところです。
ということで…
4月からまた、以前勤めていた会社と業務委託契約を結び、観光の仕事も本格的にやってみることにしました!
もちろん、カウアイヨガの活動も今までどおり続けますよ〜♪
観光もヨガも私にとってはライフワーク。
どちらもなくてはならないものです。
2つとも大切に、そして丁寧に進めていきたいと思います!
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